NLP Newsletter
探し物はこれですか?
目次
ある質問
実践的なキャリブレーションに関するヒントについて
様々な質問を受けることがよくあります。
そんな中に、NLPの本などを読んだことがある、
ある女性からの質問がありました。
彼女は何に気をつければよいか分かっているが、
いつもそれに気付けているかどうかがわからない
というものでした。
リラックスした場合
さて、私が提案するのは、
あなたが何かを「探している」場合、
あるいはそれを「聞いている」場合でさえ、
あなたは単に一生懸命になり過ぎているのかもしれない
ということです。
結局のところ、
何かをなくしたときには、探している間は見つけられず、
探すのをやめた時にそれがどこにあったかを「思い出す」
ということがよくありますよね。
実際には、そんな風に、難かしいことではないのです。
それは脳化学と関係があります。
忘れてはならないのは、
脳からより多くの優れた化学物質が生成されると思うこと、
すると神経興奮剤として知られる神経伝達物質が生成され、
そして「ネガティブな」神経阻害の元がより少なくなる
ということです。
脳がこれらの優れた神経伝達物質で一杯になると、
シナプスから別のシナプスへと、皮質の経路を越えて広がるのです。
より簡単に物事を思い出すのは「催眠」だと考えている人が多いでしょう。
さて、リラックスした状態になった場合に、
脳に良いメッセージの伝達を促進する化学物質の
特定の組み合わせを作らせる可能性が高くなるのではないでしょうか。
どうやって何を見逃しているのかを知り得るのですか
さてキャリブレーションについてですが、
相手の顔や声、身体の動きの変化に気づく練習を
して下さい。
アメリカでは、今年(編者注:2020年)も大きな選挙の年になりましたので、
練習の機会はたくさんあります!
座ったままにして、練習することができます。
リラックスして、メモを取って下さい。
そうすれば、自分が見たり聞いたり(感じたり)できることを自由に体験できます。
さて皆さんにお伝えしたいのは、
皆さんが既に気づいていることが重要なのだ
ということです。
何か見逃しているのでしょうかと聞かれた時、
私は
どうやって何を見逃しているのかを知り得るのですか
と答えます!
多くの人にとって問題なのは
多くの人にとって問題なのは、
変化という観点から、見たり聞いたりすることに
何らかの意味をつけようとすることです。
最初は、自分が間違っている可能性があるので、
仮説を検証したいと思うかもしれません。
そうでないときに自分が考えていることに対して
行動を起こすと、それは間違いになる可能性があります。
ですから、
「何か見逃したことがありますか?」
または
「何かほかに話すことがありますか?」
と聞いてくるのでしょう。
人とのやりとりというのは、あなた自身が経験したことなのです。
そのときにあったことを経験するという観点から考えるようになれば、
新しい方法で観察してみたり、今までやってきた観察方法を強化したり
することができます。
そのため、相手を観察することは重要ですが、
その人の価値観や信念、基準、除法助動詞などの
他のことを追跡することも重要です。
最後に
リラックスして、自分が気付いたことに注目してください。
それから他のことに移って下さい。
相手が何をしているのかは、いつ起こっているのかと比べたら、
それほど重要ではありません。
次のことは追跡する価値があります。
それは相手に変化が起こった時です。
変化が起こる直前に何が起こったのでしょうか?
人生は冒険であり、すべては私たちを興奮させるためにあるのです。