NLP Newsletter
見たいことを見ていますか?
新型コロナウイルス感染がまだまだ収束しない、どころか
第2波、第3波が来ている(来そうな)様子ですよね。
目次
「最も重要なスキルは」
この記事は、特にあなたが今でも自宅待機状態にあり、
かつビジネスをしていたり、顧客や友人などと連絡を
取り合っていたりする場合に役立ちます。
営業やカスタマーサービス、そして日常生活において
最も重要なスキルは、目、耳、そしてすべての感覚を開き、
何が起こっているかを把握できる
ようにすることです。
この技術は決して新しいものではありません。
しかし、何度も何度も思い出してもらいたい大事なことです。
何も起こっていない時に、どうやって自分の感覚が開いた状態で
いるのかを把握しうるのでしょうか?
「私が気付いたこと」
ある好奇心旺盛な男性から、次のようなメールが届きました。
「私はいまだ、どうやったら、相手のスイッチを押すことが
できるのか方法を探しています。このことについて、何か
ヒントやもしくはニュースレターで触れているもの等が
ありましたら、と思いまして。
基本的に、自分が見たいことを見るのを忘れてしまう性分
ですので。」
これがメールの全体の内容ではないのですが、
私が気付いたことを一つお話しましょう。
この方のメールの特徴なのですが、
まずは直接的な質問を使うことはめったになく、
埋め込まれた質問、時には会話的な仮定を非常に得意とし、
直接的な質問を使うことはめったにありません。
これは本質的には何の問題もありませんが、私自身がまず
疑問に思うのは、必要な多様性に関するものであります。
欲しい応答が得られない場合は、別のアプローチが必要です。
「積極的に見る」アクション
次に私が気づいたのは、
「積極的に見る」と
「人のボタンを押す」
という部分です。
「積極的に見る」アクションは自発的であり、
「意図的にずっと先を見越した状態」を維持するか、
すべての感覚をオープンにしておく必要があります。
昔、私は自分の脳の中に*チャート*を作りあげました。
そこで、人の
一次表現システム、
モーダル・オペレーター/チェーン、
メタ・プログラムのシーケンス
などを追跡していました。
一度に一つずつ、一日中追跡して、毎日何か新しいことを
追加すれば、観察している人それぞれに対して
「公開ジャーナル」を作成し、得た情報を入力できるように
なります。
あるいは、それを直接取り出すこともできますが、
それは私にとっては役に立たないものです。
「人のボタンを押すもの」の部分
次は「人のボタンを押すもの」の部分です。
これについては聞きたいことがたくさんあります。
どのボタンですか?
すでに分かっているのであれば、
それらのボタンを見つけ出してください。
分からなければ、長いエクササイズになりそうですね。
まあ、エクササイズのために使用していた方法はあります。
それはまあクレイジー中のクレイジーなものですが、
それでもうまくいくなら、うまくいくのです。
メロドラマを見てください。
その通り、最初は筋書き通り、ほとんどの部分が
大げさで、長くて、それ故に展開が遅い。
それらの中には、非常にうまく書かれているものもあります。
俳優たちは、台詞と一致した視覚アクセスパターンを持っています。
ここから始めてみて下さい。
「何が人々のボタンを押しているのか」
「何が人々のボタンを押しているのか」を知る方法は
いくつかあります。
1つは、話している人を見たり、話している人の話を
聞いたり観察したりすることです。
何年もの間、ビジネス・ミーティングでは、
ミーティングの参加者のほとんどが、リスナー
ではなく発言者を見ていることに驚きました。
リスナーの方にこそ反応があるのに、です。
人々がどのように自分の形容詞や副詞、名詞を
「選択している」のかを聞いてください。
話している時に、
同じように、
同じ声のイントネーション、
手のジェスチャー
などで返してみて下さい。
この説明の詳細については、Persuasion Engineering®をご覧下さい。
ストリーミングサイトでPersuasion Engineering®をご覧になりたい方は、NLPEternal.comにアクセスしてください。
バンドラー博士と私の他にもたくさんの動画があります。
「最後に」
ここで最後に言いたいことはリラックスすることです。
何かを探している時、見つからないことってよくありますよね。
そして諦めた途端にどこに置いたかを思い出したなんてことは
ありませんか。
リラックスしてください。
そうすることで良いブレインジュースをあなたの脳全体に流れさせ、
そして、情報を集めてください。
(C)2020 ジョン・ラバーユ