NLP Newsletter
真実か推論か
もうかれこれ10年以上テニスを楽しんでいますが、
いつも習っているテニスのコーチは、色々と楽しいことを
教えてくれます。
以前は「パーしてグー」と教えてくれました。
最初は「パーして」つまり力を入れずにグリップを握り、
ラケットがボールに当たことるタイミングで「グーして」力を
入れるようにという意味だそうです。
最近「ラケットがボールに当たる時の音を聞くように」と
教えてくれました。
どうやら私には「パーしてグー」よりも「音を聞く」方が
合っているみたいで、少し良い感じで打てるようになりました。
人により、タイミングにより、指導方法は異なるのでしょうね。
また、より良い結果がでるかどうかも大切ですよね。
さて、NLP創始者のリチャード・バンドラーさんと共に活動している
ジョン・ラバーユさんが発行しているニュースレターの記事を紹介します。
今回の内容はいつもにも増して迷文です。
訳者さんも、「訳しながら混乱しました」と笑ってました。
実は私もよく分かっていない部分もあります。
目次
真実か推論か
私は「真実とは」という議論を何度もしてきました。
論理とその構造をみると、その定義は恐らく非常にたくさん存在します。
目的としては、
どういったものが説得力のある議論で
どういったものが説得力のない議論なのか
を見極めるということです。
なぜ、そうするのでしょうか?
それはやればやるほど、論理的思考能力が身につくからに他なりません。
論理的思考は他人を納得させる1つの方法です。
私たちはコミュニケーションを図るときに論理的思考を用い、
他のことに繋げていったりするのです。
論理的思考の中には、いわゆる推論というものがあり、
前提や仮定より結論を導き出すものです。
犬には毛があります
犬には毛があります
毛は暖かいものです
犬は暖かいです
ちょっと面白いことをやってみましょう。
推論を作ってみて下さい。
論理が正しければ、それは必ずしも真実ではなくてよいです。
命題も真実でも、真実でなくても構いません。
論拠も正しくても正しくなくても大丈夫です。
ただ、練習のために、論拠の方に重点を置いて下さい。
犬は人間です
犬は人間です。
人は皆服をきます。
なので犬もみな服を着ます。
命題が受け入れられるものである限り、
そして論拠が正しければ、
命題と推論は終始一貫したものとなります。
論拠におけるあらゆる可能性を相関付けられれば付けられるほど、
論理は正しくなっていきます。
前提としてあるいは結論として命題を用いることができます。
別の命題に関連付けるために仮定される論拠に使われるのは前提です。
別の命題が論拠の中で証明付けるのは結論です。
論拠が前提と結論の両方を内包しているならOKです。
NLPの前提
よくNLPでは前提でつまずいてしまいます。
使いこなせるようになるには、いくらか練習が必要ですが、
慣れてしまえば大丈夫です。
最終的に、真に結論づけるためには二つの条件が必要と言われています。
前提は、論拠が有効であり、あるいは正しい限り、
必ずしも真実である必要はありません。
前提が正しくないとして、また科学的な根拠が必要でないとしても、
どれくらいの方が論拠を正しく作ることができるでしょうか。
しかしながら、創造性を養うには良い方法ですし、
創造性とは何かということを考えるきっかけにもなるでしょう。
あらゆる創造性というものが、意味のないランダムな思考から
生まれてくるのであれば、思考していると創造性があるという
ことになります。
しかし、創造性とは今までに考えも及ばなかったものであるとすれば、
思考の範囲外のことが創造性ということになります。
では、今までに考えてこなかったことにいつどうやって気付のでしょうか。
そのうちに
そのうちに、考えていなかったことの中にもっと役に立つ
なにか創造的なことがあることに驚くことでしょう。